前回『六白金星に学ぶ!ご縁の引き寄せ術』なるものを書かせて頂いた時に、次は四緑さんのことが書きたい!と思ったので今日は四緑木星さんについて書かせて頂きます。
毎月1回「九星別の今月の過ごし方アドバイス」というものをお届けしているのだけど
その中で毎月誰かしらにお伝えしているのが
怒っちゃだめ!
ケンカしないで!
アンガーをマネジメントして!
ということを結構強くお伝えしているんですね。これね、なんで私がそんなに口酸っぱく荒ぶる神々に静まり給えと申し上げるかというと
そのコミュニケーションパターンで損している人があまりにも多いから。そして「怒り」を表現することで思いどおりの結果が得られていないのなら、それはもう失敗してるじゃないですか。上手く行かないコミュニケーションパターンを繰り返すのは、わたしは愚かだと思うのです。アインシュタイン先生もそう言ってる(権威性チラチラ)
ごめんね、愚かとか強い言い方して。でも本当にそう思うんですよ。愚かだし、悲しいなと思う。だって怒りに任せた行動をすることで、あなたの良さがちゃんと世間に通じず、あらぬ偏見や誤解、低い評価を受けるきっかけになりかねない。今まで積み重ねて来たものを、一瞬の激情で崩してしまうのはあまりにも勿体ない。
だから一旦冷静になって、別の手段を練りましょうよ!とお伝えしているわけです。
そこで今日は四緑木星さんに先生になって頂こうと思った次第です!
四緑木星に学ぶ!一歩引く美学
何を隠そう、わたしが各九星の性格や思考・行動・言動パターンに興味を持ち、研究し始めたきっかけになった星が、この四緑木星さんだったんですよ。というのも、当時お勤めをしていた私の周りに四緑木星の同僚が多かったんですね。そしてその同僚たちがまあなんとも
いけ好かねぇヤツばかりだったんですよ(笑)
なぜいけ好かないかって、全員仕事における能力がバカ高いんです。その上で優しくて気遣いが出来て、おまけに礼儀正しく、さらに言えばどんなに仕事で功績を上げても天狗にならず、あくまで謙虚で控えめに「皆さんのお力添えあってこそなので」とか言えるんですよ。おまけになんか四緑木星、顔面偏差値高い人多くない!!!?
ズルいやん
そう、チンパンジー並みの知能しかなかった当時のチンパ中澤は猛烈に嫉妬したのです。なんやこいつら!!存在が嫌味なんじゃ!!なんでそんなにパーフェクトヒューマンなん!!?怒ったり悪口言ったりせぇへんの!?ムカついて悪態取ったりせぇへんの!?なんなん!!?聖人君子か!!!今生で人間卒業できるタイプか!!!おーおーどうせ私は未熟ですよ、こんなに嫉妬するほど人間が出来ていないから、また来世ではチンパンジーに逆戻りですわ!!!バナナ投げたろかワレェェァァァっ!!!!
みたいな感じで、まーとにかく四緑が気に食わない(四緑は何も悪くない)。でも特に気に入らなかったのが、炎上している現場の火消しに絶対出てこないことでした。
知力も高く、知恵もあり、人をなだめる能力だって、その場を収めるだけの策だってあるはずなのに、絶対に関与しようとしない。静観しているだけ。
なんだか、その姿勢が当時のチンパには小賢しく見えたんですよねぇ。正義感で動くタイプのチンパでしたから、売られたケンカは買いますし、炎上現場に出くわしたら、やけど覚悟で飛び込んで行く勇気こそ美学だと信じていたから、自分の手を下さない四緑の面々が狡猾に見えたのです。
でもいざ、ケンカが終わってみたら何故か関与していない四緑の株が上がる始末で、もう当時は上手に生きることが出来る四緑が羨ましすぎて大嫌いでしたね。おいしいところを持っていく四緑、嫌い、嫌いだが…
あっしもそうなりたいでやんす!!!!
あっしも四緑の兄貴みたいに
スタイリッシュな人間になりたいでやんす!!
と、あっさりプライドは捨てて、四緑さんと仲良くなりその人達の研究を始めたわけです。研究を始めて分かったことは
四緑、めっちゃええやん
ということ。知れば知るほど美しい種族で、すっかり四緑の事が大好きになり、あんなに嫌いだった四緑の魅力に気づいてこんなに好きになれるなら、他の九星のことももっと知ればみんなのことが大好きになるのでは??そう思い研究がスタートした次第です。
話が脱線しましたが、とにかく四緑さんの特記すべき点は、いつだって主語が「わたしたち」であるということなんですね。常に全体性を考えて、全体の中の自分の役割というものを意識して動いているし、言動も気を付けているんです。
全体にとって最も良い結末は何か?
その為にいま自分がすべきことは何か?
提言する事だろうか?
けれどそれは○○さんのメンツをつぶし
気持ちに暗いものを残してしまう。
ならば××さんが喋るのを待とう。
××さんが喋れば場が和む。
わたしが黙っていれば××さんは我慢できず
話し始める。わたしはステイで。
これなら誰も、嫌な思いをしない。
こういう判断が一瞬で出来るんですよ。
超かっこよくないですか??チンパ中澤はすぐにムキャー!!ってなって、その場しか見えなくなってしまうけれど、四緑さんは怒りを感じてもそれを表に出さず、冷静になって「一番よい結末」を想い描いて、そこに向けて言動と感情の選択をするんですよ。
2~5手先を見て動くんです。
超かっこよくないですか???
しかもこの選択は「自分にとってメリットがある」だけを選択していないんですよ。あくまで全体にとっていい方向を選ぶ。「わたしたちにとってのメリット」を選ぶ。もし全体を考えて、黙ることが最適ならそれを取るし、仮に道化が必要ならおどけて場を和ませる。どうしても自分が前に出て進言しなきゃいけない時は、伝家の宝刀の「超交渉術」を使う。便が立つという意味では七赤さんとか、三碧さんもフューチャーされますが、当社調べでは、本気の四緑の前では誰も勝てないと思っています。めったにやらない。MP(マジックポイント)もHP(ヒットポイント)もすごく削られるし、相手に致命傷を負わせてしまうのも分かっているから、自制する。
四緑、かっこいいんですよ。
なんか優しい縁の下の力持ちって感じです。
でも口喧嘩したら本当はバチクソに強い。
なので私も怒りっぽい、けんかっ早いところがあるのですが、いつも「四緑さんだったらこの状況をどう乗り切るだろう」「どんな態度と言動を選択するだろう?」そう考えて、自分の表現を選択するようにしています。
私たちにとってこの場における
もっとも良い結果は何か?
その為に私がすべきことは何か?
この問いを怒りが湧いた瞬間に自分にしてほしいのです。四緑さんはそうやって一歩引く美学をちゃんと持ってる。そしてその結果、よい評価を受けてどんどん活躍の場を広げているんです。
怒りをストレートに表現した方がいい場面もあると思います。でもお仕事やビジネスの場では、怒るってあんまり得策じゃないことの方が多いですよね?そんな時は心の四緑さんを発動させて、一番良い行動を取ってみてくださいね!
【今日のまとめ】
・主語を「わたしたち」にする
・怒ったら「わたしたちにとって最も良い結末は何か?」
「そのために今わたしは何が出来るか?」
という問いを自分に立てる。
怒りを我慢しろというのではなく、「欲しい結果にコミットして」という話を今回させて頂きました。とはいえ、急に人は変われないので、その場合は身近にいる四緑さんに「あなただったらこういう場合どうする?」と助言を求めてみてね。信頼関係があれば教えてもらえますから。
では今回はここまで~!!
最後まで有難うございました!
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